特殊清掃が必要な現場のご遺族様、ご関係者様といたしましては、大変おつらい状況の中、何から初めて良いのか混乱しているかもしれません。
ここでは、ご遺体発見後、まずはご関係者様自身でまず最初にしていただきたいこと(警察への通報)から、お部屋が元通りに戻るまでをご案内いたしますので、ご一読ください。
住居等でご遺体を発見された場合は変死となるため、まず警察に連絡します。
ご遺体の発見された現場は、警察により立ち入り禁止となります。 警察はご遺体は搬出し、事件性の有無の判断をします。 警察が事件性がないと判断し、立ち入り許可が下りるまでは、誰も現場に立ち入ることはできません。
警察の立ち入り許可が下りるのを待たずに、お電話またはお問合せフォームよりお問合せ下さい。
フォームからお問い合わせいただきましたら、弊社より折り返しお電話を差し上げます。
すぐに立ち入り許可が下りるケースもありますが、場合によっては数日かかる場合もあります。
その間も部屋の汚染状況は進んでしまいます。
早めにご連絡いただき、事前に状況をお知らせいただくことにより、作業が速やかに行えるよう、弊社で用意を整えることができます。
警察の立ち入り許可が出た時点で現地へ訪問させて頂き、実際に作業を行う現場の汚染の範囲や、臭いの状況を確認します。
ご依頼者様のご要望や、ご予算などをお伺いしてから、必要な作業内容、日数、費用等を詳しくご説明し、正式なお見積りをさせていただきます。
また、亡くなられた方の遺品や家財道具の状況、量などを確認し、それぞれの整理の方法、不用品の処分方法なども確認していきます。
ご要望がございましたら、お買取り品のご査定もさせて頂くこともできます。
また、ご依頼者様の精神的なダメージが大きく、立ち合いが困難な場合は、弊社が責任もって現場の確認を行いますので、遠慮なくお申し出ください。
正式にご依頼をいただきましたら実際に作業を行う作業内容、作業日程等のお打合せをさせていただきます。
お急ぎの場合は、お見積もりの当日の作業も可能です。
まずは特殊清掃作業に入るために、感染症を防ぐため、通常よりも濃度を濃くした二酸化塩素を散布し、殺菌・消臭を行います。
また、ご希望がございましたら、作業にあたって集合住宅の管理人様などへのご挨拶もさせていただきます。
ご遺体の発見されるまでの経過日数や、亡くなり方によって、お部屋の状況は大きく違いので、作業内容、作業にかかる時間も変わります。
また、ご遺体の体液・血液、汚物等は布団や畳・床だけでなく、ハエなどの害虫を介して壁や家財道具など、部屋のあらゆるものに付着します。
異臭も同様に汚染箇所だけでなく、部屋の隅々まで染みついてしまっています。
特殊清掃では、特殊な薬品を使い、体液や血液、汚物などで汚染された室内の清掃作業、殺菌、消臭、害虫駆除作業を徹底的に行います。
弊社では合わせて遺品整理も合わせて行っております。
遺品整理業務とは、通常のお片付けとは違い、亡くなられた方が生前使われた家財道具や思い出の品、貴重品などを
故人やご遺族の気持ちを汲みながら、丁寧に整理させていただく業務です。
弊社ではこれらの遺品を貴重品・思い出の品・供養する品・処分する品に丁寧に選別します。
事前にご依頼主様のご要望をお伺いし、お探しの物を捜索することもできます。
また、不用品は厳正に処分いたします。
※現場の状況により、特殊清掃、遺品整理、不用品の処分などの作業の順番は変わります。
汚染が床下や壁の内側まで及ぶ場合は、いくら表面を完璧に清掃しても、臭いが残る場合がほとんどです。
そのような場合は床下などを解体しての清掃・消臭を行います。
解体箇所にはリフォーム作業が必要となりますが、一般的なリフォーム業者では臭いの除去はできません。
弊社ではこのような現場でも、専門的な消臭技術や施工技術をもって、原状回復工事までお請けすることが可能です。
清掃作業、遺品整理、不用品の処理が終わりましたら、最後に消臭効果が非常に高いオゾン脱臭機を使い、入念に消臭作業を行ないます。
ご遺体があった現場の腐敗臭は、通常の消空気清浄機や芳香剤では消臭できません。
弊社の導入しておりますオゾン脱臭機による消臭は、臭いを一時的に抑えるのではなく、腐敗臭などの悪臭を元から分解してしまうので、 臭いが戻ることはありません。
全ての作業が完了しましたら、依頼者様立会いのもと弊社スタッフが作業のやり残し、見落としはないか入念に確認させていただいたきます。
また、ご依頼者様にお部屋の最終確認をしていただきます。
お気付きの点は遠慮なくお申し出ください。
作業確認終了後、お引渡し、ご精算となります。
現金・カード決済または銀行振込にてお支払い可能です。